やまもとの地獄の沙汰もd.c.次第!~ブログ版~

ワシントンウィザーズファンのやまもとの散歩とウィザーズの考察についてのブログ。

ワシントンウィザーズファンがなんとかストリートファイター6にてケンでマスターになるまでに練習したことを書いておく。①~スト6とは~

皆様、おはようございます。

ワシントンウィザーズのファンのやまもとです。

このブログは私やまもとがウィザーズのことや、たまにNBAの他チームについて、

あとたまに光速で飽きた()NBA ALL WORLDのことについて色々書きなぐるブログです。

普段は奥さんと

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というPodcastを細々と運営しております。

よろしければそちらもお聞きいただけるととっても嬉しいです。

 

…が!!!!

 

今回はウィザーズのことにも、NBAについても書きません。

 

…まあ、まだプレシーズンですし、ウィザーズについて書くのはそれが終わってからでよいかなって。ロスターも固まってないし。

近いうちPodcast録ってからまだ語り足りないことがあれば書きます。

…誰が切られちゃうんでしょうね。怖いね。みんなかわいいのに。

 

じゃあ今回は何について書くかといいますと。こちら。

 

ストリートファイター6」本日より予約開始! 新キャラクターや各種エディション情報などが公開 - GAME Watch

 

ストリートファイター6!!!!!!!!!!!!

 

 

じつは私やまもとでございますが、昔から格闘ゲームをちびちびとやっております。

 

5年くらい前まではブレイブルーという格闘ゲームが好きでプレイしており、その後は全然やっていなかったのですが、このストリートファイター6というゲームがですね、これまでの格闘ゲームでは見られなかった異様な盛り上がりを見せており、本当に久しぶりに格闘ゲームをプレイしてみている次第です。

 

で、つい最近、ケンというキャラクターで様々なキャラクターにボッコボコにされつつようやく、ゲーム内の現時点の最高ランク、マスターまで昇格しました。

 

ちょっと一息ついて自分の中の知識とかの整理と同時に、全くの不人気ブログですが、ひょっとしたら僕みたいな久しぶりに格闘ゲームを触る人や初心者の方がこんな僻地にたどり着いて見てくれるかもしれないから、ケンでマスターになるまでに練習したことや、ケンで特に強いと思ったこと、ねらい目など何回かに分けて書いておこうかなって思います。

 

で、今回の記事はその第一弾というか。

一応初心者の方が観てくれるかもしれないので、その前仕込みみたいなもんです。

 

ストリートファイター6って???

まずはそもそもストリートファイター6って????な部分です。

 

https://www.streetfighter.com/6/ja-jp(公式サイト様)

 

ストリートファイター6』(ストリートファイターシックス、STREET FIGHTER 6、略称『スト6』[2])は、カプコンより2023年6月2日発売の対戦型格闘ゲーム

対応プラットフォームはPlayStation 4PlayStation 5Xbox Series X/SSteam。また、アーケード版『ストリートファイター6 タイプアーケード』の稼動も予定されている[3]。(Wikipediaより引用)

 

ストリートファイターといえば格闘ゲームというゲームジャンルを確立させた偉大なゲームタイトルですが、その最新作がストリートファイター6(以降スト6)です。

 

前作ストリートファイター5(以降スト5)から実に7年ぶりの最新作。

長い間競技シーンを沸かせたスト5でしたが、よく言えば競技性が高い、悪く言えば敷居が高すぎるとも言えたタイトルであり、それはまたストリートファイターという長く続いてきたシリーズの歴史そのものとも言える長所でもあり、また門戸が広がらないという短所でもありました。(ちなみに筆者は前作GOLDまで行って折れてやめてます)

 

ストリートファイター6は目新しいデザインやシステムなど、随所に凝り固まったプレイヤー層や初心者に取っ付きにくいコマンド操作やシステムからの脱却や新しい層の取り込みという大きな挑戦を目標にした工夫が随所に見受けられるタイトルになっています。

 

〇スト6の新規参入へ向けた色々な工夫

簡単に今回の作品の新しい風をいれるための工夫についていくつか触れておきましょう。

皆さん、リュウというキャラクターをご存知でしょうか?

彼は長い間ストリートファイターシリーズの顔と言える役目を担ってきたので、ご存知の方も多いかなと思います。

 

 

(スト5のリュウ。多分みなさんこんな感じのをイメージしてると思います。)

使い古された道着に赤いハチマキ、短髪に意志の強さを感じる眼。

多少のマイナーチェンジはあれど。リュウと言えば長らくこんなデザインでした。

 

それがスト6になると…

 

 

リュウ|STREET FIGHTER 6(ストリートファイター6)|CAPCOM

 

これだもんよ。最先端技術で描かれた乳頭がリアルなんです。

 

でもぼくこのデザイン大好きなんですよね。リュウが良い感じに年を取ったらこんなんだろうなって感じで。

またこのリュウがかっこいいんです。是非動いてる所見てほしい。

特に超必殺技の真昇竜拳がマジでかっこいい。

 

(まーじかっこいい)

まあキャラランクでは下位なんですけど

 

他にも…

 

キャミィ。かっこかわいい)

 

チュンリー。ちょっと大人の女性になりました)

おなじみのキャラもデザイン一新されてます。

 

このほかにも新しいキャラとかも多いんで、是非見てほしいです。

 

あとBGMなんかも一新されてますね。

スト6のBGMは全体的にゲームミュージック感が少ないというか。おしゃれでかっこいい。

youtu.be

 

これがスト6のリュウのテーマ。

おされ…。

 

〇目玉の新システム

さらにさらに。

システム面も色々と追加されました。

その中でも特に印象的だったのが…

 

(これ。実はそこそこ画期的だったりします)


今回から「モダン操作」が追加されました。

 

このモダン操作が一体なんなのか?というお話をする際に必須となるのが、格闘ゲームコマンド操作。

 

まずはこちらを見て頂きましょう。

 

この画像、スト6の公式サイトに載ってるリュウの各種必殺技のリストなんですけど。

 

格闘ゲームって、各キャラクターの必殺技を出すのに、任意の方向にコントローラーのレバーないしキーを入れ込んで、そのあとにすぐボタンを押さなきゃならなかったんです。

 

上の画像を例に話しますと、リュウ波動拳を出そうとすると、レバーやキーを

下、斜め右下、右

と入力してからパンチボタンを押す必要があるんですね。

 

入力がちょっとでも遅れたら出ません。

早すぎても、違う方向に入力されても出ません。

 

アーケードコントローラーを上から見るとこんな感じ。

レバーは図のような動きをさせてから、赤丸でかこんだパンチボタンのどれかを素早く押すと出るんです。

 

これが、結構難しい。

格闘ゲーム久しぶりの私も結構でなかったりするんですよ。

 

これを対戦中に入力しながら戦わなきゃいけないので、初めて格闘ゲームをやられる方には抵抗があったそうなのです。

 

それを解消しようとカプコンが導入したのがこのモダン操作。

モダン操作のリュウのコマンドリストがこれです。

 

 

こんな感じ。

1方向にレバーやキーを入れる+ワンボタンをポンと押すだけで、必殺技が出ます。

 

これが結構なアドバンテージが取れまして。

コマンドだと反応が遅れる場面でも必殺技を出せたりすることが増えました。

初心者の方もかなり簡単になったんじゃないかなって思います。

 

また、上の絵のアーケードコントローラーはボタンがたくさんあるんですが、モダン操作は明らかにPS5のゲームパッドを意識した作りなので、技を出す際に使うボタン基本的には4つ。

弱・中・強ボタンとアシストボタンだけです。

 

アシストボタンってなんやねん?という方もおられるかと思います。

これ何かと言いますとですね。

格闘ゲームにはコンボってのがあります。

まあ要は技をどんどんつなげていく連続技のことです。

 

試しにリュウでコンボの例を挙げてみると、

 

6大P>2中P>OD波動拳>SA3・真昇竜拳

 

これ、れっきとしたリュウのコンボのひとつなんですけど、こう表記されても割とわかりづらいですよね。

 

 

モダンならざっとこんなもんです。

 

これどういうことかっていうと、モダン操作はアシストボタンそれを押しながら弱・中・強ボタンを押してるだけで出るコンボがあるんですよ。

 

さっきのコンボの操作を本来のコマンドでやろうとすると、

→大Pボタン>↓中Pボタン>↓↘→+Pボタン2つ>↓↘→↓↘→+Pボタン

となります。

 

全然簡単になってるわけです。

 

ちなみに、モダンはこのアシストコンボしかできないってことではなく、モダンでも簡略化された必殺技なんかを出しつつ色々とコンボができます。

 

かなり出来のいいシステムになってるわけです。

 

ただデメリットがないわけではなく、

①モダンでは出せない通常技がある

②そのため、モダンではできないコンボもあり、火力で劣る場面などもある

という面もあるので、そこはご留意ください。

 

※元ブレイブルー勢の補足

冒頭でもちょっと書きましたが、僕は元々はブレイブルーという格闘ゲームをやっていました。

 

ブレイブルーの一応の最終作。過激だけどいいゲームだった)

このゲームはギルティギアっていう格闘ゲームでゲームセンターをわかせたアークシステムワークスというメーカーが作っていたゲームで、ブレイブルーもまた当時たくさんのファンを作ったゲームでした。

 

ギルティギアセガだかなんだかと著作権がらみでちょっと色々あって新作が長い事出ず、その間アークのかんばん的なタイトルとなった本作なんですが、このゲームもまた、初心者にやさしく!っていうテーマをもって作られたゲームだったんです。

 

というのも、僕は全然できなかったんですが、ギルティギアってほんっっっとに難しいゲームだったんですね。

コマンドが難しいとかじゃないんですけど、コンボが長いとか、入力の猶予がシビア、とか。

コンボが簡単だぞ!と言われていたソルというキャラのコンボも僕には難しかったです。サイドワインダーのループ難しかった。

 

そのギルティギアの開発チームにいた方が、難しくなりすぎてしまったアークのゲームを簡単にしようというコンセプトを持ったゲームがブレイブルーでした。

でもストーリーはギルティの20倍難しかった

 

そんなブレイブルーですが、実はこのゲームにもモダン操作に当たるスタイリッシュ操作というモードがありました。

 

 

言っていることはモダンとあまり変わらないと思うんですが、これはあまりはやらなかったんです。

 

というのも、そもそもブレイブルーはスト6とちがって最初からボタンは4つしか使わないので、技がスト6より大分少ない。

 

そのため、削られた技が多く、またスト6のモダンのようにコンボが自由に選択できるわけでなく、決まったものしかできませんでした。

 

結局、スタイリッシュで上位まで行ったプレイヤーは記憶には1人しかいません。

 

まあブレイブルーはそもそも操作って意味ではスト6よりだいぶ直感的に動かせるゲームだったので難易度自体はスト6より低かったと思ってますが、それでもこのスタイリッシュの流行らなさ加減を覚えていたので、スト6のモダン操作はすごいなと思ったのです。

 

森P見てるか…?????

お前、間違ってなかったぜ…!

 

NBA勢もみんなもスト6やろうぜ!!!!!

 

なんか結局ケンの話は一回もせず終わってしまいましたが、今回はここまでにします。

 

スト6はこの通り、初心者の方もスゲー楽しめるように色々頑張って作られてます。

 

次回は少し難しいお話になるかもですが、ぜひお付き合いください。

 

あ、あとワシントンウィザーズも宜しくお願い致します。

サマーリーグも終わったしワシントンウィザーズのルーキーと現在のロスターについて語ります。

皆様、おはようございます。

ワシントンウィザーズのばっちり熱心なファン、やまもとです。

普段は

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そちらも是非、宜しくお願い致します。

 

…さて。

世間はもう夏真っ只中、セミも鳴き始め、そろそろ海にでも行きたくなるような季節です。

NBAも現在サマーリーグ開催中ですが、ほぼほぼ日程は消化し、我らがワシントンウィザーズはこれから長いオフシーズンへ突入します。

 

…長いよねえ、オフシーズン。

毎年、オフシーズンはいつもやきもきしながら過ごすのですが、今年は尚更長く感じるような気がします。

 

…それはなぜか?

それは、ワシントンウィザーズがフロント、ロスター含め全く新しいチームとなり、その船出が来季となるからです。

つらい別れはありましたが、いまはそれなりに心の整理もつき、楽しみで仕方ないです。

 

今日は、そんな新生ワシントンウィザーズについて語りたいと思います。

 

■現在までのワシントンウィザーズの動き

 

ウィル・ドーキンスさんたち新フロント就任後、彼らは迅速にチームの再編を進めていきました。

 

まず始まったのが、長年ウィザーズへ尽くしてきたブラッドリービール、そして去年チームへの忠誠心を何度も見せてくれていたクリスタプスポルジンギスの放出です。

 

この動きはまあ今でもちょっとムカつくので詳細は省きますが、色々意見が出たわけですが、ドーキンスさんたちの腕前が垣間見える迅速な動きだったと思います。

 

というのも、なんの動きなのか全然わからない、八村ほんと出て行ってよかったとかいろいろ言われたもんですが、結局のところ、各チームのキャップスペースが固定される前に動く必要があるのです。後になればなるほど、動きが取れなくなる。たとえ、指名権を取れなかったとしても動く必要があると言えます。

 

…ごめん、指名権はほしい。だって必要だもん。

 

…ま、まあとにかく!

結局指名権は先々の1巡目指名権1枚しか取れませんでしたが、ひとまず来季オフ以降のキャップスペースを作ることには成功しました。

 

色々動いた結果がこんな感じです。

(トレードでの動き。もはや色々ありすぎてあってるか自信ない)


なんか一瞬だけウィザーズ入りしたCP3と交換でウォリアーズから3選手入ってきたり、ポルジンギスのトレードでグリズリーズの正統派PG、タイアスジョーンズが入ってきたりで、色々なチームを巻き込んだものとなりました。

 

目にもとまらぬ速さだったウィザーズ主導のトレードも動きはここで一度止まり、これだけ動いたあとにルーキーのドラフト、カイルクズマの再契約で現在のところはこれで現在のところは静かになってます。

 

現行のロスターはこんな感じ。

 

(Basketball Referenceより。ちょっとすっきりした)

クズマの契約がまだ反映されたなかったんですが、確か25Mくらいだったはず。たしか。

 

これで現在16名。

多分ですがまだロスターは減らすと思いますが、ここまでくるとダンプ先が見つからないと思うので、ガリナリとムスカラをバイアウトして一旦終わりなのかな…?にしてもシャメット高くない?w

…干されるくらいなら、ライトさんは出してあげてほしいなあ…。どんな形でもいいから…。

 

とにもかくにも、今のところは一貫性があっていい動きなのかなって思います。

 

■ブラッドリービールとクリスタプスポルジンギスとの別れ

 

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ビールについてのお話はpodcastでも少し語りました。

 

ビールはその契約の大きさからチームのファンからでさえもつらいことを言われることが多かったですが、それでも11年間チームを支え、得点王だって争う事のあったほどの選手です。

 

各々思うところのあるのは間違いないですが、彼とウォールがメインだった2010年代のワシントンウィザーズをぼくはずっと忘れないことでしょう。

 

(今でもちょっと慣れない)

ありがとうビール。優勝してきてほしい。

 

 

ポルジンギスはもうねー、こんなに好きになるとは全然思いもしませんでしたね。

 

twitterのインタビューとかで、度々チームの選手としての心構えや責任感を口にしていてくれたポルジンギス。

 

結局結果は出ませんでしたが、ポルジンギスがウィザーズの選手として戦ってくれたこと、チームへの愛を見せてくれたことは一生忘れません。クズマ、ビールと合わせて、まさしくビッグスリーでした。優勝してきてくれ。…あ、でもビールも優勝してほしい。どうしよう()

 

…。

とにかく、です。

 

結局カイルクズマは残ることになりましたが、この二人は昨季のウィザーズの顔とも呼べる選手で、彼らを放出するということはまさしく「フランチャイズの再建」と呼べます。

二人ともこれまでウィザーズへの忠誠を度々口にしてくれた選手です。

 

この再建はなんとしても、成功させてほしいなと思いました。

 

■トレードで獲得した注目株二人

 

さて、ウィザーズは今回のトレードで色々な選手と指名権を獲得したわけですが、この中でも、とりわけ注目度が高いのはジョーダンプールとタイアスジョーンズの二人でしょう。

まずはタイアスジョーンズ。

 

スタッツはこんな感じ。

8年間のキャリアのほとんどを控えのPGとして過ごしておりますが、高確率な3Pと、極端に少ないTOVが特徴の堅実なPGという評価に落ち着いた選手かなと思ってます。

 

スタッツ的には昨季所属したモンテモリスに似ている印象を持ちます。

特にAST/TOは脅威の5.64。モンテモリスよりも上です。

 

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いやー、上手い。上手いですねえ。

 

正直来季って多分タンクになると思っているのですが、その中でもルーキーやデニ達が彼の元、プレイをできるっていうのはなかなかに成長するには良い環境じゃないのかなと思います。

 

いやでも、ほんといい選手だな…。

 

さて、次はいよいよお待ちかね。

GSWのとっておきだった選手、ジョーダンプール。

 

 

プールはGSW王朝が崩壊した2018-19シーズンの翌年に入ってきた選手なのですが、ご覧の通り上手くいかなかった1年目から徐々に数字を伸ばしていき、高額契約を手に入れた有望株でした。

 

昨今はカリーの後継者であるかのように扱われているところも観ましたが、ドレイモンドグリーンとの喧嘩など、だんだんと問題児のレッテルを貼るかのような報道が出てきて、これは僕があまりGSWを知らないためひょっとしたら気を悪くされてしまうかもしれませんが、今回の放出は半ばPO敗退のスケープゴートにされたような出され方に感じました。

 

実際のところどうだったのかはもちろん僕にはわかりませんが、どうだったにせよ、契約の内容にそぐわない活躍であったのもひょっとしたら間違いないのかもしれません。

 

ただ能力の高さは疑うところはないかなと思っております。

PPG20越えの4年目って立派だと思う。

あの天下のGSWである程度自分でやらせてもらってただけの選手なわけだし。

 

正直、プールが再建の中心と見られているのかはちょっとわかりません。

来期にはいないような気もしなくもないですが、少し傷ついてしまったキャリアを、ウィザーズで取り戻してくれたらいいですね。

 

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こんなに上手なんだから大丈夫さ。

 

ということで、この二人と、若手のロリンズ、PBJなどを加え、来季を戦うことになるのですが、それに加えて、今季の戦力補強の中で、忘れてはならないものがあります。

 

それはもちろん、ドラフトピックです。

 

■運命のドラフトピック~予想外の指名~

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podcastでもこのブログでもちょっと語ってはいたのですが、今年のウィザーズの八位指名は当初、結構予想が固まっており、またチームのインタビューなどで醸し出していた雰囲気からして、なんかもうほぼほぼアンソニーブラックか、ケイソンウォレスか、ちょっと穴でヘンドリックスか、残ってたらウィットモアがいいねー、みたいなちょっとゆるゆるというか、だれがきてもうれしいなー、みたいなゆるふわな雰囲気でした。

 

ちなみに私の第一希望はウィットモア、次がウォレスでした。

 

そして迎えた当日。ワシントンウィザーズはまさかの行動に出ます。

 

(まさかの選手)

彼の名はビラル・クリバリ。

年齢18歳の若い選手で、フランスのプロリーグLNBでプレイしていました。

 

結果から言うと、ワシントンウィザーズは彼を8位で指名したジェラスウォーカーと2巡目指名権2枚で交換します。

 

…いやー、これちょっとびっくりしたけど、まあなんかちょっと怪しい気もしたんですよ。

タイアスを獲得した時点じゃ、ライト、モリス、タイアス、CP3とPGのポジションが結構な渋滞で、ひょっとしたらウィングいくんじゃね?と思ったりしていました。

 

ただ、ヘンドリックスはギャフォと被るし、ウィットモアは落ちてこないだろうし(今思えばフラグでしたね)、それならウォーカー…?とかね、ちょっと思ったりはしたんですよ。

 

ただまさかねー…正直言うと、クリバリについては全くのノーマークでした。いやはや。

 

ちょっとクリバリ君のステータスについて見てみます。

 

(謎に包まれたフレーム)

これ、ドラフトされたときに出回ってきた身長や体重のデータなんですが、媒体によっては身長が6'8"だったり6’7”だったりしてますが、ジュニアの頃の公式登録が5フィート代だし、LNBでは6’6”です。

 

無茶苦茶身長伸びてます。おかしいくらい伸びてる。しかもまだ伸びてるんだとか。

 

身長については諸説ありますが、ちょっとこれをご覧ください。

 

 

クズマの公称は6’9”なんですが、そんな変わんないように見えます。

 

まだ伸びてるかもしれない。wwww

 

とまあ、そんなフランスの不思議ちゃん、クリバリ君をドラフトで獲得したのです。

ドラフト後に知った話では、OKC時代にプレスティGMドーキンスさんは彼のポテンシャルにほれ込み、現地にまで行ってたんだとか。

ドラフトの前にあいさつしたり、その入れ込みようは相当なものだったのだろうと想像します。

 

LNB時代のハイライトはこんな感じ。

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どうも去年はJrとトップリーグを掛け持ちしてたらしいので、ちょっと相手に差があったりしますが、それでもとんでもない長さの腕(ウイングスパン220Cm!)を活かしたブロックと、見た目の細さに反したコンタクトを嫌わないリム周りのフィニッシュに激しいカッティングと、いかにも素材型というようなハイライトを残しています。

ジャンパーが少ない(笑)

 

このハイライトを見る限りではウィングの選手なのかなーと思っていたのですが、元々身長がそんなに高くなかったからなのか、彼自身は自分のポジションをコンボガードと言っています。たしかにトランジションは自分でプッシュしてるし、ハンドリングも思ったよりスムーズではある。

 

なんともものすごい素材を知ってたもんだな、と感心してしまいました。

 

とにもかくにも、このクリバリ君が新生ワシントンウィザーズの1巡目指名第一号となりました。末永く活躍してほしい。

 

また、ウィザーズは42位指名でもう一人選手を指名します。

 

それが彼、トリスタン・ブクチェビッチ。

Tristan | ala-pívot Júnior Baloncesto | Real Madrid CF

 

彼もユーロリーグ出身のセンターで、213cmの身長と柔らかいシュートタッチを持った選手です。

 

20歳とまだ若いのですが、彼も結構なポテンシャルを感じます。

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213cmということを考えると、かなり身軽ですよね。

トランジションの先頭も普通に走れそうだし、平面のDFはなんかちょっと怪しいですが、おっかけてチェイスダウンだったり、長身を活かしたリムプロテクターとして重宝できそう。

ジャンパーも軽やかでいい物を持っていると思います。

 

以上2名を、ワシントンウィザーズは2023年ドラフトで指名したのでした。

 

彼らを加えたロスターを今後どうするか、などありますが、ウィザーズはひとまず現行のロスターの若手たちでサマーリーグを迎えます。

 

サマーリーグの所感

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ほんとはpodcastで語りたかったのですが、今年のサマーリーグで個人的に…というかほとんどの人がそうだったと思うのですが、

①昨年の10位、ジョニーデイビスの仕上がり

②クリバリ、ブクチェビッチの現時点での実力

③GSWから加入のロリンズ、ボルドウィンJrの実力

この3点は非常に楽しみにしながら見てました。

上から順に感想を書いていきます。

 

①ジョニーデイビスの仕上がり

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ジョニデぇ!!!!!!!!!おじさんは信じてたからなあ!!!!!!!!(号泣)

 

いやまあ、正直手放しでほめられた内容じゃないかもしれませんが、それでもオンボールディフェンスは非常に高い強度で行えていたし、リバウンドにも積極的に絡み、カッティングも行っておりました。

元々ジョニデはボールを持って輝くってタイプでもなく、その体の強さと闘争心でディフェンスやリバウンド、カッティングで貢献していくタイプと踏んでます。

スリーを安定させたり、セカンドハンドラーをやらせてみたりするのはとにもかくにも、彼本来の持ち味を取り戻してからです。自信を取り戻したようで良かった。元々気の強さがウリの選手。ここから巻き返してほしいものです。

 

②クリバリ、ブクチェビッチの現時点での実力

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クリバリ君はまだ例えば体の強さが足りなくてフィニッシュまでいけないとか、課題のジャンパーがまだ未熟で入らないとか、ちょっとうまくいかないところもありましたが、どういうプレイをしたいのか、というのはよく伝わってきたのであとは慣れかなぁと思いました。

マジでセンスは抜群だと思います。

また腕と身体能力を活かしたブロックはやはり目を見張るものがあり、サマーリーグ中は結局2.2平均だったそうです。ダイヤの原石や…。

 

本人が自身をコンボガードと語っていた通り、ハンドラーをやる場面も多かったです。そのフレームで体鍛えてジャンパー入るようになってまさかのまさか、ハンドラーできちゃったりでもしたら…ぐ、ぐへへへへへへへへへへへへへへへ…

 

まあ、そんなことよりも、個人的にクリバリ君で一番好きだったところは、苦手なスリーでもきっちりワイドなら打つし、リムにも果敢に攻め込んでくれるその気の強さでした。きっとそれでいいはず。いや、楽しみな子が入ってきてくれました。

 

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ブクチェビッチ君もすんごく良かったと思います。

得意としていたスリーはちょっと不調だったし、やっぱりDFはかなり怪しかったんですが、FTが上手なのと、なんつってもやっぱりトランジションであんだけ走れる7フッターっていいですよね。ロリンズとのトランジションでのユーロステップとか思わず叫んじゃいました。

またやっぱりリムプロテクションは結構上手だと思います。スクリーンの守り方とか改善すればかなり良い選手になるんじゃないかな??結構期待が持てるなあと思いました。

まずは2Wayになるのかな?多分。GoGoでの育成には非常に信頼を置いてますが、どうでしょう。

…2巡目にしちゃ本当に上手だよなあ。そのまた昔、ラスがNBAよりユーロのほうが戦術やスキルは圧倒的に優れているって発言したことがあったんだけど、マジでその通りかもとか思っちゃった。

 

③ロリンズとPBJの実力

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みなまでは語りませんが。

ほんとにこんないい子たちもらっていいんですか???

が最初の感想でした。さすがCP3との交換だぜ。モノが違う。

 

シュートが上手なボルドウィンももちろん素晴らしかったんですが、なんつってもロリンズ君ですよね。こんなに上手いと思わなかった。

自身のスコアリングももちろんうまいけど、ちゃんとパスも散らせるし、なにより一番好きだったポイントがDFも頑張ってくれるところでした。

 

いやあ、これは楽しみですよ。タイアスとこのロリンズで回せるってんだから。

一気に楽しみになりました。

 

他にもクックスがやっぱりうまかったりとポジる要素はたくさんあったのですが…。

クックス、どうなっちゃうんだろうな。タイミングがあまりにも悪いんだよな…いい選手なんだが…。

 

若手たちの活躍を喜びつつも、あまりにも不運なクックス、また相変わらず竹やりのようなクエントン()など何とも言えない気分も若干感じたサマーリーグでした。

 

■ウィザーズプレシーズン待てない

 

これにてサマーリーグも終わり、完全なオフに突入です。

これからロスターもまたいじったりするんでしょうが、僕から言えるのはただ一つ。

 

 

はよウィザーズ見せろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

…そんな風に思わせてくれるロスターの若い子たちでした。プールやタイアス、クズマも楽しみだね。(笑)

 

 

最後になりますが、

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